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大会運営委員長 あいさつ

社会性豊かな医療の実現に向け
実りのある大会に

小川 眞史
一般社団法人日本医療経営実践協会副代表理事/特定非営利活動法人臨床検査支援協会理事/元株式会社エスアールエル取締役会長・代表取締役社長

 このたび、第15回全国医療経営士実践研究大会を11月21日(土)・22日(日)の両日、東京にて開催する運びとなりました。東京での開催は今回が3度目となりますが、前回2020年の東京開催はコロナ禍のため無観客での開催であり、会場にお客様を入れての開催は2012年の第1回大会以来14年ぶりとなります。

 現在、医療経営士の会員数は1万1000人を超えています。組織も大きくなり、医療界においても存在を認められつつありますが、大切なのは一人ひとりの医療経営士の方々が、それぞれの勤務先で実力を発揮できるような場面をどう作っていくのかです。そのためには医療経営士同士の横のつながりのなかで、情報交換をしていただく場も大切です。

 私は民間企業の出身ですが、よく社員には「接触面積を広げなさい」「いろんな人と会いなさい」と言ってきました。職種も立場も全く異なる人と話をすると、視野が広がりますし、プラスになることが多くあります。そういう中でいかにネットワークを作れるかが、自分自身の成長につながっていきます。

 医療経営士の資格を持っているということは、病院勤務者であろうが企業勤務者であろうが、「医療経営士」という共通語を持っているということであります。「病院の経営を良くしたい」という想いはおそらく皆さん同じでしょう。全国大会は、同じ志を持って歩んでいる仲間がいるんだということを実感できる、自分は独りぼっちではないと気づくことのできる、大切な場所だと思っています。

 本大会のテーマは「地域とともに歩む社会性豊かな医療の実現」です。社会性が豊かであるということは、医療、教育、生活の全てを含めて地域全体が充実していて、安心して住むことができ、住んでいる人の満足度が高いということでしょう。医療はそのための重要な要素の1つですが、医療だけがよくても生活する方の心が豊かになるわけではありません。特に地方ではこれから人口減少、高齢化が急激に進みます。そのなかで「社会性の豊かな医療」をどう実現していくのか。この2日間の大会を通して、皆さまの叡智を結集し、大きな課題への解決策を考えていくことができれば幸いです。