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代表理事 あいさつ

開会挨拶

原 勝則
一般社団法人日本医療経営実践協会 代表理事

 平素は格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます。
 この度、「第15回全国医療経営士実践研究大会」を東京で開催できますことに、心より感謝申し上げます。本大会に全国各地から参加いただく皆様に、厚く御礼申し上げます。

 今次診療報酬改定は大幅なプラス改定になりましたが、医療機関の経営環境は依然として厳しい状況にあると言えます。人件費増、物価高騰、人材不足が進む中、これからが本当の意味で経営手腕が問われることになるでしょう。
 厚生労働省は2040年を見据え「新たな地域医療構想」を進めています。従来の病床の機能分化だけでなく、外来・在宅医療・介護連携を包括した医療提供体制の構築が進められています。人口減少下で、限られた医療資源の最適化と質の高い医療の安定供給が急務となっています。
 この「医療機関の経営の安定」と「新たな地域医療構想の始動」に向けて、力を発揮できる人材こそが医療経営士です。まさに今、医療経営士はこの難局を乗り越えるために医療機関経営の再構築を図り、地域医療の崩壊を阻止するために一致団結しなければなりません。

 このような現状と課題を踏まえ、本大会のテーマは「地域とともに歩む社会性豊かな医療の実現――病院経営が危機的状況にある今こそ、医療経営士は一致団結し、使命感を持って地域医療の崩壊をくい止めよう!」と決定致しました。今大会の演題発表において、医療経営士の知見と実践を拝聴できることに期待しております。本大会が、有意義で実り多いものとなり、その成果が未来の医療経営士の活動指針となることを願っております。

 本会は、2010年9月に実施した第1回「医療経営士3級」資格認定試験で、初めての合格者390人が誕生し、2026年5月現在、医療経営士3級9,233人、医療経営士2級1,693人、医療経営士1級147人となり、全等級を合わせた医療経営士の会員数は1万1,073人にのぼります。今後、さらに会員数を伸ばし、医療機関や関連する企業等に所属する医療経営士を増加させ、その能力・知識の向上に努める所存です。

 最後になりましたが、本大会の開催にご尽力、ご協力をいただいております関係者の皆様に心から感謝を申し上げるとともに、各プログラムにご登壇いただく先生、医療経営士の皆様には、本大会の趣旨にご賛同いただき、快くお引き受けくださいましたことに厚く御礼申し上げます。また、大会運営委員長として開催にご尽力をいただいた本協会副代表理事の小川眞史氏に感謝申し上げます。
 本大会の開催が、わが国の医療界の発展に大きく寄与できますことを祈念いたしまして、開会のご挨拶とさせていただきます。

令和8年6月